現在ではあらゆる装置などが自動で動いています。そして中に入っているのはマイコンと言って、小さなコンピューターなのです。ただ、コンピューターなら何でも判断出来るのかと言うとそうではなく、明確に外側から情報を入力して、それを判断して結果を返すのがマイコンの仕事です。外側の情報を入手するのに使っているのがセンサーです。

センサーは加速度センサー、温度センサーなど様々なものがあります。湿度計にもなるセンサーがあれば、現在部屋や対象の部分の湿度がどのくらいか判断出来ます。湿度計が必要なのは加湿器等でしょう。現在の部屋の湿度がこのくらいだから加湿機能を動かす、止めるといった判断を行い、部屋の湿度を保ちます。

人間が湿度計を確認しながら加湿器を動かしても同じ事ですが、それを自動でやってくれるのが現代の便利な家電であり、あらゆるところにこういったマイコンは使われているのです。どんどん便利になるだけでなく自動に判断してくれる様になり、場合によってはその人の生活状況を学習して勝手に動いてくれます。家に帰ってくる何分前までに加湿器を動かしておくといいというのが分かっていれば、毎日の生活リズムからそれは割り出せるのです。コンピューターがそこまで出来るのか、と驚かれるかもしれませんが、基本的に機能が限定されればされる程応用力は求められないので様々な事が可能になります。

それだけ他の事は出来なくても、その機能にだけ集中すれば色々出来るのです。